2011/11/28(月) 機能追加

1.トレース機能に「トレース権限」と「前工程」を追加しました。

「トレース権限」とは、工程ごとに誰がトレースできるかを制限する機能で、これを設定することにより「誤って担当外の作業をトレースする」「中間検査など責任者しかできない作業を勝手にトレースする」ことを防ぐことが出来ます。

「前工程」とは、作業ごとにその前に終えていなければいけない作業を指定することが出来る機能です。これにより作業漏れや記録漏れを防ぐことが出来ます。

これらを組み合わせることにより、「権限のない人がその作業(例えば中間検査)を終了していない補綴物は次の工程ができない」ようにすることが出来ます。これは、品質管理をしているラボにとって大切な機能です。

2.トレースに「製造番号入力」機能を追加しました。

これは「技工録」に主要材料のメーカー名、製品名、製造番号を記録するためのもので、e-ラボコンでは、製品のJANコードをバーコードリーダーで読み取ることにより簡単に入力できます。

3.トレースに「社内再製」機能を追加しました。

従来、ある工程を1回トレースすると、同じ受注で再び同じ工程をトレースできませんでした。

これを、社内再製の場合のみ同じ工程を再びトレースできるようにしました。
同時に社内再製理由もデータとして得られるため、後で分析検討できるようになります。

4.再製理由に「自責/他責」を追加しました。

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