メタル管理

 メタルは、まず加工消耗量のUP率をグラム単位で5段階にセットできます。そのUP方法は幾つも作れ、インレーはこのパターン、クラウンはこのパターン・・・というように補綴に合わせて動作させれます。さらに、これは得意先が第1優先で機能し、常に得意先との間で約束できたUP率で伝票発行され、メタルのUPによるトラブルを可能な限り軽減します。もちろん製作が外注の場合は、外注先がUPしていますので自社のUPが外れます。

 外注先へメタルを預けているときは、預けメタルの管理もできます。

 また、自社メタル、預かりメタルも同じコードで自動的に判断し動作します。特に預かりメタルは、不足したときに設定された量になると自動的に請求に切り替えることができます。分院が数か所あり、かつ預かりメタルが本部の場合は、分院でのメタル使用は本部の預かりメタルで一括で残の管理ができます。

 持参メタルは、返却量を入力すると使用量が計算され伝票発行されます。

 再製メタルは、使用分請求(返却量―今回の使用量)、相殺請求(前回を赤伝処理し新たに使用量を請求)、非請求(前回の伝票通りで再製作は請求しない)の設定ができます。